SQLServer2017でのSELECT文、INSERT文、UPDATE文、DELETE文の書き方をわかりやすく解説!3

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SQLServer初心者

前回まではSQLServerのインストールから始まりデータベースの接続,テーブルの作成,データの登録,主キー制約までを学びました。今回はSQLというコマンドを使ってデータベースに対してデータの登録,取得,更新,削除というSQLの神髄で80%はこれって感じの知識を解説していきます。

SELECT文を書いてみる

それでは初めてのSQLを書いてみましょう。先ほど入力した3行のデータをSQLを使って取得してみます。「Anderson」を右クリックして「新しいクエリ」を選択します。

エディター領域が開くのでそこに下記の通り入力します。

select * from Users

selectは「選択」,アスタリスクは「すべての項目」(この場合IdとName),fromの後にテーブル名を書きます。

順番は

  1. 「select」選択しますよー
  2. 「項目名」この項目が欲しいですよー
  3. 「from」
  4. 「テーブル名」

これで,Usersテーブルの全項目をすべてくださいという意味になります。

 

画面ツールメニューの実行ボタンを押下すると

下記のような結果が表示されます。

これですべての行と列が選択されていることがわかります。

UPDATE文を書いてみる

先ほどはSELECT文といわれるデータを取得する書き方でした。今度はデータの更新をしてみましょう1行目のId「1」を「5」にしてみましょう。次のSQLを実行してみましょう。

update Users

set Name = 'shinya'

where Id = 1

更新の場合は最初にupdateと書きます。その次にテーブル名。その次に項目名とその項目名に入れる値をイコールでつなぎます。

文字列を更新する場合はシングルコーテーションで囲みます。項目名の最初の行だけsetで始めます。項目名が複数ある場合はカンマでつなぎます。

そして最後にどの行を更新するかをwhere の後に書きます。つまり,このSQLは「Idが1の行のNameを「shinya」に変えて!」という意味になります。

それ時は実行してみましょう。

すると下記のメッセージが表示されます。

「1件処理されました」と表示されています。実際に処理されたかどうか確認して見ましょう。もう一度SELECT文を実行してデータを確認します。

Id「1」がId「shinya」になっているのがわかります。ちなみに,クエリエディタ上でSQLを記述し,ひとかたまりを選択状態にすることで,選択した文言のみのSQLを実行することが可能です。

今回は「select * from Users」を選択状態にして実行ボタンを押しています。

INSERT文を書いてみる

さて,これまで行の選択と更新を行いました。次は新規で追加する方法を見ていきましょう。新し行を作成するには「Insert」文を作成します。

insert into Users

(Id,

 Name)

values

(4,

 'takahara'

 )

ルールはこんな感じ。

  1. insert into の後にテーブル名で始める
  2. カッコ()の中にテーブルの項目名をカンマ区切りでいれる
  3. valuesと書く
  4. カッコ()の中に値をカンマ区切りで入れる
  5. 文字列はシングルコーテーションで囲む

実行してみましょう。

「1行処理されました」と出るので,確認のためにSELECTを実行します。

Idが「4」でNameが「takahara」が追加されています。

DELETE文を書いてみる

それでは行を削除するやり方を見ていきましょう。Idが「1」のshinyaを消す場合は下記となります。

delete Users where Id = 1

削除の書き方

  1. deleteで始める。それに続けてテーブル名を書く
  2. where の後に条件を書く。

それでは実行してみましょう。

「1行処理されました」と出るので,いつも通りSELECT文で確認します。

Id「1」が削除されたことが確認できます。