C#を勉強する順番!プログラミング初級講座とかいう大手の研修を受けてみたが#1-7

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C#を勉強する順番

C#を仕事でプロとして使っている割に洗練されたプログラミングをしていないことに気づいていた私。ようするにダメダメプログラマーでした。もっとしっかり学んで,良いプログラミングをしたいと思っていました。そんなとき,会社から大手がやっている初級プログラミング研修を受けさしてもらえることになりました。

プログラミング初級講座

これを受講したときは,オブジェクト指向の知識はまったくなく,完全なる文法プログラマーでした。文法プログラマーとはその名のとおり,C#の文法しか知らないのに,「私,C#できます!」って言ってしまっている状態のことを言います。恥ずかしながら,当時の私は完全にこの文法プログラマーなのに,製品開発をバリバリやっていました。今は見るのも恐ろしいプログラムコードがこの世の中に存在し,お客さんのパソコンで動作しているかと思うと,恐ろしさと申し訳なさでいっぱいです。

文法を教えている

大手の初級プログラミング講習は10万円くらいしたと思います。たしか1日講習なので8時間くらいだったと思います。内容は基本的には文法とかプログラミングの歴史とかでした。文法プログラマーに文法なんて教えたら,今までやってきたことは間違いじゃなかったんだ!って思って,永遠に間違いに気がつかなくなりますよね。恐ろしい話です。

講習の最後の方ではオブジェクト指向の話が出ていました。今思えばこの研修でオブジェクト指向を教えてもらったから,オブジェクト指向の必要性や,自分が求めていた,よりよりプログラミングとは何かが分かった気がします。

クラス,インタフェース

使い方のみ

オブジェクト指向について教えてはくれましたが,基本的には使い方を教えていました。インタフェースはどう使うか?とか、クラスとはどう使うか?など。結局文法プログラマーになってしまう恐れのある教え方だとは思いましたが,使い方が分からないと,何も始まらないので,これはこれでよかったと思います。

効果的な使い方を教えていない

結局効果的な使い方までは教えてはくれませんでした。オブジェクト指向ではありがちなたとえ話だけは印象に残りました。継承は「車」と「トラック」でスーパークラスとサブクラスを表現していたし,インタフェースは再生ボタンで「CD」「DVD」「ハードディスク」のどれが再生されるかは気にせず,再生ボタンが押せる…みたいな例えでした。オブジェクト指向を理解していない人にこういった例えをしても,あまり理解できないものだと思いますが,

10万円の価値があったかは微妙でしたが,オブジェクト指向というものが私のプログラミングを変えてくれるという感じが起こり,私としては非常に意味のある研修でした。高額な研修を受けさせてくれた会社に感謝です。