それでは「単一責務の原則」について解説をしていきたいと思います。
1.1 単一責務の原則
SRP: Single Responsibility Principle
クラスの責務は1つにする
この原則は,基本的に「クラスの責務は1個にしようね」という原則です。あと別の切り口で言うと,「変更理由を1つにしましょう」というふうによく言われています
クラスの変更理由は1つでないといけない
「クラスの変更理由は1つでないといけない」といった感じでよく表現されます。単一責務なので,「1個のクラスに,1個のことだけをさせようね」という非常にシンプルな原則なのですけど,今回は,ここを深掘りして解説をしていきたいと思います。
意外とここを深堀していくと,ドメイン駆動開発の思想にもつながっていきますし,オブジェクトをどうやって上手く分割していくか,というところのヒントだったり,答えだったりというのが,ここにあるのではないかという風に私は思います。
「.NETのエンタープライズアプリケーションアーキテクチャ」という本が黒い本があるのですけど,その中のこの「単一責務の原則」の中では,こういう出だしで書かれています。
「クラスが大きく成長し,多くのメソッドを持つようになったら,責務の数が多すぎる可能性がある,理想の責務の数はたった1つ」ということで,要するに責務の数を1個にしましょうねということなのですが,これからその辺りを詳しく見ていきましょう。
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参考にした書籍
実戦で役立つ C#プログラミングのイディオム/定石&パターン
プログラミングC# 第8版
オブジェクト指向
・アジャイルソフトウェア開発の奥義 第2版 オブジェクト指向開発の神髄と匠の技
すばらしい本です。オブジェクト指向が詰まっています。
・オブジェクト脳のつくり方―Java・UML・EJBをマスターするための究極の基礎講座
サンプルコードはjavaですが,最初にオブジェクト指向に目覚めるのに最適な本です。
・Head Firstオブジェクト指向分析設計 ―頭とからだで覚えるオブジェクト指向の基本
マンガみたいな感じで読めて,オブジェクト指向について学べます。
・Clean Code アジャイルソフトウェア達人の技
・Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計
・Adaptive Code ~ C#実践開発手法
・.NETのエンタープライズアプリケーションアーキテクチャ
・実装パターン
廃盤のため異常に高くなりすぎなので,様子を見た方がいい気がします。一万円のボリュームがあるかどうかは微妙です。
・オブジェクト指向でなぜつくるのか
・レガシーコード改善ガイド
・リファクタリング 既存のコードを安全に改善する
デザインパターン
・オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン
・オブジェクト指向のこころ
・Head Firstデザインパターン ―頭とからだで覚えるデザインパターンの基本
ドメイン駆動開発
・エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計
・実践ドメイン駆動設計
・ドメイン駆動
・現場で役立つシステム設計の原則
・エンタープライズアプリケーションアーキテクチャパターン