それでは「単一責務の原則」について解説をしていきたいと思います。
1.1 単一責務の原則
SRP: Single Responsibility Principle
クラスの責務は1つにする
この原則は,基本的に「クラスの責務は1個にしようね」という原則です。あと別の切り口で言うと,「変更理由を1つにしましょう」というふうによく言われています
クラスの変更理由は1つでないといけない
「クラスの変更理由は1つでないといけない」といった感じでよく表現されます。単一責務なので,「1個のクラスに,1個のことだけをさせようね」という非常にシンプルな原則なのですけど,今回は,ここを深掘りして解説をしていきたいと思います。
意外とここを深堀していくと,ドメイン駆動開発の思想にもつながっていきますし,オブジェクトをどうやって上手く分割していくか,というところのヒントだったり,答えだったりというのが,ここにあるのではないかという風に私は思います。
「.NETのエンタープライズアプリケーションアーキテクチャ」という本が黒い本があるのですけど,その中のこの「単一責務の原則」の中では,こういう出だしで書かれています。
「クラスが大きく成長し,多くのメソッドを持つようになったら,責務の数が多すぎる可能性がある,理想の責務の数はたった1つ」ということで,要するに責務の数を1個にしましょうねということなのですが,これからその辺りを詳しく見ていきましょう。
#01_はじめに
#02_VisualStudio2022のインストール
#03_SQLServerのインストール
#04_データベースとテーブルの作成
#05_プロジェクトの作成
#06_接続先文字列の作成
#07_データテーブルでのデータの取得
#08_Sqlアクセスクラスの作成
#09_SqlDataReaderでのデータ取得
#10_SqlDataReaderの結果をカスタムクラスに入れる方法
#11_SqlCommandでInsert文を発行する方法
#12_SqlCommandでUpdate文を発行する方法
#13_Update対象がなかったらInsertする方法
#14_SqlCommandでDelete文を発行する方法
#15_Dapperでデータを取得する方法
#16_DapperでInsert文を発行する方法
#17_EntityFrameworkをインストールしてDbContextを作成する方法
#18_EntityFrameworkでデータを取得する方法
#19_EntityFrameworkでInsert文を発行する方法
#20_EntityFrameworkでUpdate文を発行する方法
#21_EntityFrameworkでDelete文を発行する方法
#22_Helperクラスを作ってSqlCommand操作を共通化する方法
#23_パフォーマンスチェックの方法
#24_4つのデータのとり方のパフォーマンスチェック
#25_4つの結果を踏まえて講評
#26_さいごに
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