前回は社員テーブルを作成するところまでやりました。今回は社員テーブルにデータを作成してみましょう。
社員テーブルへのデータの作成は,次のようなInsert文にて行います。
INSERT INTO Shain(Id,CreateDate,Sei,Mei,Tel,Bikou) VALUES(1,'2010/07/23 12:19:45','ono1','shinichi1','1-a-1','備考AAAAAA1')
これは1行だけですが,これのIdとCreateDateなどを1分間隔くらいずらして5万件のデータを作成するスクリプトを作成しているので,ダウンロードをして使ってください。
http://anderson02.com/Download/Tokuten/02_ShainData.sql
ダウンロードしたファイルをクエリエディターにドラックドロップするか,「編集」でメモ帳などで開き,コピーしてから,クエリエディターに貼り付けるかして,最終的に,テーブル作成の時のように,IndAの環境のクエリエディターに貼り付けてください。
貼り付けたら,「実行」ボタンを押してください。
5万件のデータを登録するので,結構時間がかかるかもしれません。私の環境では5分かかりました。
前図のように,「クエリが正常に実行されました」と表示されたら完了です。
データが登録されたことを確認する
クエリエディターに次のように入力し,データが5万件登録できていることを確認しましょう。
select count(*) from Shain
このように入力し,「実行」ボタンを押下します。
このように,結果に「50000」と表示されていれば,正しく5万件のデータが登録されたという事になります。
赤い波線を消す
ちなみに,前図のように,Shainの部分に赤い波線が出ていると思います。これはマイクロソフトの仕様というかなんというか,一度,SQLServerのManagementStudioを開き直さないと,新しいテーブルや列はこのように認識されていないということで,赤い波線が出ているようです。一度画面を閉じて,起動しなおしてみてください。赤い波線が消えていると思います。
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#S2_18_インデックスの注意点
おわりに
参考図書
SQL
・SQL Server Transact-SQLプログラミング 実践開発ガイド
・SQLクックブック 第2版 ―データベースエキスパート、データサイエンティストのための実践レシピ集
・達人に学ぶSQL徹底指南書 第2版 初級者で終わりたくないあなたへ
・SQL Server 2016データベース構築・管理ガイド Enterprise対応
設計
内部構造
・アドバンストMS SQL SERVER 2008 構築・管理 (マイクロソフトコンサルティングサービステクニカルリファレンスシリーズ)