Blazor01

BlazorでのWebアプリケーション開発手法1【C#】A02_バージョンの確認

この回では、Blazorの解説を始める前段階として、Visual Studioのバージョンと、開発に必要なワークロードが揃っているかどうかを確認していきます。

図1 「バージョンの確認」の扉スライド

Visual Studioを起動する

まずVisual Studio 2022を立ち上げます。起動直後の画面では、最近開いたプロジェクトの一覧が表示されますが、今回はプロジェクトを開く必要はないので、右下の「コードなしで続行(W)」をクリックして先に進みます。

図2 起動画面。「コードなしで続行(W)」をクリックする

「ツールと機能を取得」を開く

プロジェクトを開かない状態でVisual Studioの編集画面に入ったら、メニューの「ツール(T)」をクリックし、一番上に表示される「ツールと機能を取得(T)…」を選択します。ここからVisual Studio Installerが起動し、現在インストールされているバージョンやワークロードを確認できます。

図3 「ツール」メニューから「ツールと機能を取得」を選択する

バージョンとワークロードを確認する

Visual Studio Installerが開くと、画面左上に現在のバージョンが表示されます。今回の環境では「Visual Studio Community 2022 — 17.12.0」となっています。あわせて、下に並んでいるワークロードのうち、次の3つにチェックが入っていることを確認してください。

図4 Visual Studio Installerの画面。左上にバージョン「17.12.0」が表示されている

1つ目は「ASP.NET と Web 開発」です。ASP.NET Core・ASP.NET・HTML/JavaScriptなどを使ったWebアプリケーションのビルドに必要なワークロードで、Blazorの開発にも使用します。

図5 「ASP.NET と Web 開発」にチェックが入っていることを確認する

2つ目は「Azure の開発」です。.NETおよび.NET Frameworkを使用したクラウドアプリの開発・リソース作成のためのAzure SDKやツールが含まれます。本コースでは扱いませんが、以降のコースでAzure接続を扱う予定があるため、あわせて確認しておいてください。

図6 「Azure の開発」にチェックが入っていることを確認する

3つ目は「.NET デスクトップ開発」です。.NETと.NET Frameworkを使ってC#・Visual Basic・F#でWPFやWindowsフォーム、コンソールアプリケーションなどをビルドするためのワークロードです。

図7 「.NET デスクトップ開発」にチェックが入っていることを確認する

もしこれら3つのワークロードにチェックが入っていない場合は、チェックを入れると画面右下に「インストール」ボタンが表示されるので、そこからインストールしておいてください。

バージョンが古い場合は更新する

ワークロードの確認画面を閉じると、Visual Studio Installerの一覧画面に戻ります。ここでインストール済みのVisual Studioのバージョンが一覧表示されます。もし表示されているバージョンが17.12より古い場合は、その項目に更新プログラムが利用可能である旨の案内と「更新」ボタンが表示されるので、そちらから更新しておいてください。

図8 Visual Studio Installerの一覧画面。古いバージョンには更新プログラムの案内と「更新」ボタンが表示される

なお、職場のパソコンなど、事情があってバージョンを変更したくない場合は、無理に更新する必要はありません。その場合は自宅の自分のパソコンなど、バージョンを変更しても問題のない環境で進めるようにしてください。

BlazorでのWebアプリケーション開発手法1【C#】

A01_はじめに
A02_バージョンの確認
A03_プロジェクトの作成
A04_アプリの実行
A05_サンプルプログラムの構成
A06_Razorコンポーネント
A07_Razor構文
A08_@pageでURLを指定する
A09_@rendermode
A10_PageTitle
A11_HTMLの見出し
A12_pタグ
A13_単方向データバインド
A14_単方向データバインドの詳細
A15_Bootstrap
A16_ボタンクリックイベント
A17_イベント引数の受け取り方
A18_ここまでのまとめ
B01_新しいWebページを追加する方法
B02_サイドバーから画面を表示する
B03_サイドバーのアイコンを変更する方法
B04_計測値を表示する
B05_変数に置き換える
B06_最新の値でデータを更新する
B07_@usingで通常のC#コードを呼び出す
B08_画面遷移_aタグ
B09_画面遷移_aタグの見た目をボタンにする
B10_画面遷移_NavigationManagerでの遷移
B11_画面間のパラメータの受け渡し方法
B12_EscapeDataStringでエスケープする
B13_複数のパラメータを渡す
B14_任意のパラメータにする
B15_string以外の型をパラメータで使う方法
B16_DateTime型をパラメータで渡す方法
B17_引数2個のURLも型指定に変更する
B18_パラメータ属性をつけるときの注意点
B19_OnParametersSet
B20_OnInitialized
B21_OnInitializedが2回通る問題の対応
B22_ブラウザが開いている間の値を記憶する方法
B23_値の受け渡しとしてのProtectedSessionStorage
B24_非同期を想定したUIの制御
C01_一覧表示
C02_非同期での一覧表示
C03_table-striped
D01_入力エリア
D02_双方向データバインド
D03_入力データをリアルタイムで通知する方法
D04_placeholder
D05_入力エリアの横幅の調整
D06_テキストチェンジイベントを拾う方法
D07_プルダウン
D08_プルダウンのbootstrap
D09_プルダウンの選択している値をデータバインドで操作する
D10_プルダウンにリストの値を表示する
D11_プルダウンに未選択行を入れる
D12_プルダウンの入力を禁止する
D13_プルダウンのチェンジイベントを取得する
D14_チェックボックス
D15_チェックボックスにラベルを付ける
D16_複数のチェックボックスを並べる
D17_ラジオボタン
D18_ラジオボタンのデータバインド
D19_ラジオボタンのチェンジイベント
D20_ラジオボタンにbootstrapを適応する