for文とは?
for文とは、while文などと同じように、繰り返し処理を行う構文ですが、書き方が少し異なります。
for文の書き方
for(初期設定;条件式;繰り返しごとの後処理)
{
処理
}
初期設定の部分ではint i = 0などと、繰り返し処理に使う変数の初期値を設定します。条件式では、その条件式がTrueの間中、ループ処理を行います。繰り返しごとの後処理では、繰り返しに使っている変数のインクリメントやデクリメントを行います。
while文と同様にループ中にbreakを呼び出すことで、ループを抜けることができます。またcontinueを呼び出すことで、ループ中の処理をスキップし、次のループに移ることができます。
サンプルコード
namespace CS13 { public partial class Form1 : Form { public Form1() { InitializeComponent(); } private void button1_Click(object sender, EventArgs e) { for (int i = 0; i < 5; i++) { MessageBox.Show(i.ToString()); } } private void button2_Click(object sender, EventArgs e) { for (int i = 5; i >= 0; i--) { MessageBox.Show(i.ToString()); } } }
ボタン1のクリックイベントではiが5より小さい間中ループします。iはループするたびにインクリメントされていきます。ボタン2のクリックイベントでは逆回しのイメージです。ループするたびにiをデクリメントしていき、iが0以上の間中、ループし続けます。