C#での配列の初期化と値の設定方法を見ていきましょう。
方法1
int[] h1 = new int[3]; h1[0] = 1; h1[1] = 2; h1[2] = 3;
一番スタンダードなやり方です。
最初に配列の数を宣言しておいて,
0から始まるインデックス指定で代入します。
方法2
int[] h2 = new int[3] { 1, 2, 3 };
配列の宣言と同時に中括弧{}の中にカンマ区切りで値を入れます。
最初から値が決定している場合はこのやり方でもOK。
ただ,代入する値が多いと,カンマの何番目かを数えないと
何を入れているかわからないので
修正時の可読性は悪くなる可能性はあります。
方法3
int[] h3 = new int[] { 1, 2, 3 };
このやり方は方法2とほとんど同じですが
要素の数を宣言せずに,初期値の数で
自動的に判断させています。
この書き方が出来る時点で
方法2の書き方は不要になると思います。
だから,書き方としては方法1か3がよいかと思います。
最後に配列ではないのですが
.NETFramework2.0以降だったと思いますが
List<T>が使えるので
基本的に私は配列は使わずにList<T>を使っています。
List<int> list = new List<int>(); list.Add(1); list.Add(2); list.Add(3);
<int>の部分は自由な型を入れれます。
値を入れるときはAddで入れます。
これなら,最初から数を指定する必要もなく
追加したいときは自由に追加できます。
どうしても配列が必要な時は
list.ToArray()とすれば配列に変換されます。
まとめ
List<T>がおすすめですが
配列のほうが実はパフォーマンスがよいという
事はあると思います。
どうしてもパフォーマンスが得られないときや
C++との受け渡しなどに使うときは
配列を使うのがよいと思いますが,
それ以外の場合ではListのほうが使いやすいと思います。