コントロールの名前とは?
WindowsFormsでUIを作成する場合は、コントロールに名前を付けるというのが常識でした。すべてのコントロールは名前を指定して各種設定を書いていました。
WPFはXamlでコントロールのプロパティ設定等を行えるので、名前を付けなくても動作します。ただ、コントロールに対して、コードビハインド側でアクセスをしたい場合があります。そういった場合はコントロールに名前を付ける必要があります。※コードビハインドとは、MainWindow.xamlなどのファイルを右クリックして「コード表示」としたときに出てくる、イベントの中身などを記述するエリアの事です。
コントロールの名前の付け方(書き方)
<Label x:Name="ResultLabel" Content="0" HorizontalAlignment="Right" VerticalAlignment="Bottom" FontSize="60" Grid.ColumnSpan="4"/>
namespace WPF004 { /// <summary> /// MainWindow.xaml の相互作用ロジック /// </summary> public partial class MainWindow : Window { public MainWindow() { InitializeComponent(); ResultLabel.Content = "12345"; } } }
コードビハインド側ではInitializeComponentの後にResultLabelのContentプロパティにアクセスしています。ここでContentの値を変更することで、XamlではContentに「0」を設定していましたが、実行すると、画面上には「12345」と表示されることから、XamlでのContent設定を上書きしていることが確認できます。