Xamarin.Formsの最大の魅力は一つのソースコードで,Android,iOS,UWPで動作させることができる点です。UWPを動作させて,Androidと同じ動作がされていることを確認してみましょう。
スタートアッププロジェクトの変更
まずは,スタートアッププロジェクトを変更しましょう。スタートアッププロジェクトとは,どのプロジェクトを開始するかの設定です。現在プロジェクトが4つあり,そのうちAndroid,iOS,UWP の3つのプロジェクトをスタートさせることができます。UWPを実行したい場合は,スタートアッププロジェクトをUWPにすることで,UWPが開始されます。
画面上部のプルダウンを開きましょう。その中から「XamarinApp.UWP(UniversalWindows)を選択します。
UWPプロジェクトの実行
選択したら,実行ボタンが「ローカルコンピューター」になっていることを確認し,実行ボタンを押下します。
OSの設定画面の起動と配置エラー
OSの設定内容が開発者モードになっていない場合は次のようなOSの設定画面が自動で表示されます。
この設定画面を最小化し,VisualStudioを見てみましょう。次のような配置エラーが発生していると思います。
エラー一覧には次のようなエラーが発生しています。
もしエラー一覧が表示されていない場合は,ツールバーの「表示」から「エラー一覧」を選択して表示してください。
配置エラーを取り除く
配置エラーを取り除くために,最初に自動で表示されたOSの設定画面を確認しましょう。OS設定画面の開発者モードを選択します。
確認メッセージが表示されます。自己責任で確認して問題なければ「はい」を押してください。
最初は設定に数分間かかりますが,しばらくすると完了するので待ちます。
完了したら再びUWPを実行しましょう。
次のようにUWPの画面が起動します。