ドメイン駆動開発_フォルダー構成編_#15_フォーム画面の作成

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NDDD

前回までで,Repository,Entity,Mockなどを作成し,一連のViewModelのテストが完了しました。LatestViewModelTestのテストコードでは,Searchメソッドを呼び出すと,エリアID,計測日時,計測値が文字列になって取得できることが保証された状態です。あとは画面を作成して,テスト結果と同じように,画面に表示できる段階まで来ています。

 

フォームの作成

それではフォームを作成しましょう。フォームはMVVMの実装パターンではViewと呼ばれています。なので,WinFormプロジェクトにViewsフォルダーを作成し,そこにフォームを作成していきます。命名規約は機能名の後にViewと明記することにします。

 

Viewsフォルダーの追加

WinFormプロジェクトを右クリックして,「追加」「新しいフォルダー」を選択し,作成されたフォルダーを「Views」という名前に変更します。

この作成したViewsフォルダーに,画面をどんどん入れていきます。

 

 

LatestViewの追加

作成した「Views」フォルダーを右クリックし,「追加」「Windowsフォーム」を選択し,Windowsフォームを追加します。名前は「LatestView」とします。今回はLatestViewModelというViewModelを作成しましたが,それに対応するViewということで,「LatestView」という名前にします。

 

画面レイアウトの作成

LatestViewを作成したら,コントロールを張ってください。エリアIDはLabel,右側はテキストボックスで,ReadOnlyプロパティをTrueにしています。

各コントロールの設定は次の通りです。LabelはNameでの操作をしないので,名前は付けずに,デフォルトのままとしておきます。TextBoxとButtonにはそれぞれ名前を付けます。

項目名

コントロール

Name

エリアID

Label

デフォルトのまま

エリアID

TextBox(ReadOnly=True)

AreaIdTextBox

計測日時

Label

デフォルトのまま

計測日時

TextBox(ReadOnly=True)

MeasureDateTextBox

計測値

Label

デフォルトのまま

計測値

TextBox(ReadOnly=True)

MeasureValueTextBox

Search

Button

SearchButton

次回はこれらの画面コントロールをViewModelとデータバインドして,画面表示する方法を見ていきたいと思います。