ドメイン駆動開発_フォルダー構成編_#31_Shareクラスの活用方法

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今回はShareクラスの活用方法ということで,解説していきたいと思います。

Sharedクラスには,設定ファイルの値以外にも,アプリケーション全体で覚えておきたいことを記載して使うことができます。基本的にはアプリケーションが起動して,すぐに値が確定するようなものはSharedで覚えておけばいいです。例えばSqlServerの接続文字列や,ログインしたユーザー情報などですね。

ログインユーザーを記憶する

例えば起動時にログインさせ,現在のログインIDを記憶しておく必要がある場合は,Sharedクラスで覚えておけばいいでしょう。

ログイン画面を作る

WinFormプロジェクトを右クリックして,「追加」「Windowsフォーム」の順に指定して,新しい画面を作成します。

LoginViewという名前の画面クラスとします。今回はViewModelやテストコードは解説の便宜上割愛します。

画面レイアウトの作成

作成された画面を次のようにコントロールを配置します。

プロパティ設定

ログインIDラベル

Name

デフォルトでよい

パスワードラベル

Name

デフォルトでよい

ログインIDテキストボックス

Name

LoginIdTextBox

パスワードテキストボックス

Name

PasswordTextBox

PasswordChar

*

ログインボタン

Name

LoginButton

パスワードはアスタリスクで表示したいので,PasswordCharにアスタリスクを入れています。

このままだと,ステータスバーがなくて,デバッグモードの赤ラベルが出ないので,出したいたいのですが,全部の画面に赤ラベルを置くと,管理が大変です。毎回デバッグモードの時は表示するというロジックを書かなければなりません。そういったことは,ベースフォームを作って,一元でやらせたほうがいいので,次回はそのあたりを解説していきます。