GetNameでAssemblyNameを取得する
今回は、メタ情報の取得を見ていきます。メタ情報の取得というのは、そのAssemblyファイル自体の情報のことです。ファイルの中身ではなく、ファイル自体についての情報、という意味です。
メタ情報の取得
「メタ情報の取得」ボタンを追加して、ここに書いていきます。AssemblyをAnderson.Domainから取ってきて、AssemblyにあるGetNameを使います。これはAssemblyNameというクラスを返します。
a.GetName() は、このAssemblyのAssemblyNameを取得する
Name・FullName・Version・CultureNameを確認する
取得したnameの中身をウォッチで見てみると、いろいろな情報が入っていますが、よく使うのはName、FullName、Version、CultureNameあたりです。
AssemblyNameを展開すると、CultureName・FullName・Name・Versionなどのプロパティが確認できる
これらをDebug.WriteLineで出力してみましょう。実行すると、NameはAssemblyの名前、FullNameはそれ以外の情報も含めたフルネーム、VersionはAssemblyのバージョンが取得できます。CultureNameは今回は空になっていますが、これは多言語対応の設定をしていないためです。
name.Name、name.FullName、name.Version、name.CultureNameをそれぞれ出力する
もし多言語対応をしていれば、CultureNameには日本語・中国語・英語といった情報が入ってきます。
CultureNameには ja-JP(日本語・日本)、en-US(英語・アメリカ)、ko-KR(韓国語・韓国)といった値が入る
Versionを分解して表示する
アプリケーションの設定画面などにバージョンを表示しておくと、いつのバージョンのDLLなのかが分かるので便利です。たとえばVersionを取得しておき、そこからMajor・Minor・Buildといった情報を取り出して組み立てることもできます。
name.Versionから Major・Minor・Build を取り出し、”Version 1.0.0″ のような文字列を組み立てる
このように、Versionをそのまま出してもいいですし、必要な部分だけを取り出して表示する、という使い方もできます。
まとめ
Assembly.GetNameを使うと、そのAssembly自体のメタ情報――名前、フルネーム、バージョン、カルチャー情報など――を取得できるAssemblyNameが得られます。バージョン表示などに活用してみてください。
はじめに
A01_はじめに
A02_コースの概要
Type
B01_Typeクラスとは
B02_型からTypeを取得する
B03_自前の型からTypeを取得する
B04_インスタンスからTypeを取得する
B05_Typeのインスタンスは1つだけ
Assembly
C01_Assemblyとは
C02_Assemblyの生成_実行中のアセンブリを取得
C03_Assemblyの生成_アセンブリ名で取得
C04_Assemblyの生成_パスを指定して取得
C05_Assemblyの生成_呼び出し元を取得
C06_Assemblyの生成_型から取得
C07_すべての型を取得する
C08_publicな型だけを取得する
C09_名前を指定して型を取得する
C10_メタ情報の取得
インスタンスの生成
D01_インスタンスの生成
D02_インスタンス生成後の具体例
D03_空のコンストラクタがないとエラーになる
D04_Activatorを使ったインスタンスの生成
D05_引数ありのコンストラクタで生成する方法
ConstructorInfo
E01_コンストラクタの情報を取得
E02_パラメータの情報を取得
E03_コンストラクタの情報からインスタンスを生成する
E04_コンストラクタを検索して生成する
E05_public以外のコンストラクタを取得
E06_staticなコンストラクタがある場合の注意点
E07_コンストラクタのアクセスレベルを取得する
MethodInfo
F01_MethodInfo
F02_引数ありのメソッド呼び出し
F03_メソッドがオーバーロードされているときの指定方法
F04_GetMethods
F05_属性で取得する
F06_staticメソッドを呼び出す
F07_戻り値を取得する
PropertyInfo
G01_PropertyInfo
G02_GetProperties
G03_属性を使ったチェック
G04_汎用的なチェックメソッド
G05_CanWrite
FieldInfo
H01_FieldInfo
H02_public以外のFieldInfo
EventInfo
J01_EventInfoとは
J02_AddEventHandler
J03_EventInfoの注意点
J04_RemoveEventHandler
dynamicを利用したリフレクション
K01_dynamicを利用したリフレクション
K02_dynamicを利用したメソッドの呼び方
K03_オーバーライドされたメソッドの呼び出し
K04_メソッドの存在チェック
K05_dynamicを利用したプロパティへのアクセス
K06_dynamicを利用したフィールドへのアクセス
K07_dynamicを利用したイベントへのアクセス