リフレクション

C#文法 リフレクション F02_引数ありのメソッド呼び出し

SetAddressメソッドを用意する

今回は、引数ありのメソッド呼び出しを見ていきます。前回はSendという引数なしのメソッドを呼び出しましたが、引数がある場合も同じような考え方で呼び出すことができます。

引数ありのメソッド呼び出し

MailServiceにSetAddressというメソッドを作ります。stringのaddressを受け取り、Addressプロパティにセットするだけの単純なメソッドです。

MailServiceに public void SetAddress(string address) メソッドを追加する

GetMethodとInvokeに引数を渡す

前回のコードをそのまま使い、GetMethodの部分をSetAddressに変更します。Invokeするときは、今回は引数があるので、objectの配列としてaddressの値を渡してあげます。たとえば”mail@anderson02.com”のような文字列を、new object[]の中に入れます。

MethodInfo m = t.GetMethod(“SetAddress”); のあと、m.Invoke(instance, new object[] { “mail@anderson02” }); のように、objectの配列で引数を渡す

実行前後でAddressの変化を確認する

Invokeを実行する前は、instanceのAddressはnullになっています。

Invoke実行前は、instance.Address が null になっている

Invokeを実行したあとは、Addressに”mail@anderson02.com”が正しく設定されていることが確認できます。

Invoke実行後は、instance.Address が “mail@anderson02.com” に更新されている

まとめ

引数のあるメソッドでも、GetMethodでMethodInfoを取得し、Invokeの第2引数にobjectの配列として値を順番に渡すことで、動的に呼び出すことができます。引数なしの場合はnullを渡し、引数がある場合はobjectの配列に値を詰めて渡す、という使い分けを覚えておいてください。

リフレクション

はじめに
A01_はじめに
A02_コースの概要
Type
B01_Typeクラスとは
B02_型からTypeを取得する
B03_自前の型からTypeを取得する
B04_インスタンスからTypeを取得する
B05_Typeのインスタンスは1つだけ
Assembly
C01_Assemblyとは
C02_Assemblyの生成_実行中のアセンブリを取得
C03_Assemblyの生成_アセンブリ名で取得
C04_Assemblyの生成_パスを指定して取得
C05_Assemblyの生成_呼び出し元を取得
C06_Assemblyの生成_型から取得
C07_すべての型を取得する
C08_publicな型だけを取得する
C09_名前を指定して型を取得する
C10_メタ情報の取得
インスタンスの生成
D01_インスタンスの生成
D02_インスタンス生成後の具体例
D03_空のコンストラクタがないとエラーになる
D04_Activatorを使ったインスタンスの生成
D05_引数ありのコンストラクタで生成する方法
ConstructorInfo
E01_コンストラクタの情報を取得
E02_パラメータの情報を取得
E03_コンストラクタの情報からインスタンスを生成する
E04_コンストラクタを検索して生成する
E05_public以外のコンストラクタを取得
E06_staticなコンストラクタがある場合の注意点
E07_コンストラクタのアクセスレベルを取得する
MethodInfo
F01_MethodInfo
F02_引数ありのメソッド呼び出し
F03_メソッドがオーバーロードされているときの指定方法
F04_GetMethods
F05_属性で取得する
F06_staticメソッドを呼び出す
F07_戻り値を取得する
PropertyInfo
G01_PropertyInfo
G02_GetProperties
G03_属性を使ったチェック
G04_汎用的なチェックメソッド
G05_CanWrite

FieldInfo
H01_FieldInfo
H02_public以外のFieldInfo

EventInfo
J01_EventInfoとは
J02_AddEventHandler
J03_EventInfoの注意点
J04_RemoveEventHandler

dynamicを利用したリフレクション
K01_dynamicを利用したリフレクション
K02_dynamicを利用したメソッドの呼び方
K03_オーバーライドされたメソッドの呼び出し
K04_メソッドの存在チェック
K05_dynamicを利用したプロパティへのアクセス
K06_dynamicを利用したフィールドへのアクセス
K07_dynamicを利用したイベントへのアクセス