引数をカンマ区切りで渡す
前回、ActivatorのCreateInstanceを使ったインスタンス生成をやりましたが、今回は引数ありのコンストラクタで呼ぶ場合のやり方を見ていきます。
「引数ありのインスタンス生成」ボタンを追加する
Assemblyの取得もTypeの取得も前回と同じです。StockEntityの生成で、ここにカンマ区切りで引数を渡してあげればOKです。今回はintが1つだけのコンストラクタがあるので、intを1つ渡してみます。
Activator.CreateInstance(stockEntity, 111); のように、カンマ区切りで引数を渡す
これを実行すると、stockのStockIdが111になっていることが確認できます。
複数引数のコンストラクタでも同じように呼べる
コンストラクタが複数ある場合、たとえばstringのStockNameも受け取るコンストラクタがある場合は、引数を2つ渡します。intとstringなので、Typeのあとに1つ目の引数、2つ目の引数という順番で渡せばOKです。
StockEntity(int stockId, string stockName) という2引数のコンストラクタを追加する
これで、StockIdに111、StockNameに「なまえ」が入っていることが確認できます。
stockを確認すると、StockId=111、StockName=”なまえ”が正しく設定されている
試しに「AAA」に変えてみると、ちゃんとその値が入っていることが分かります。
Activator.CreateInstance(stockEntity, 111, “AAA”); のように引数を差し替えても正しく反映される
まとめ
このように、引数のあるコンストラクタでもActivatorを使えば呼び出せます。基本的にインスタンスの生成にはActivatorを使っておけば、引数なしの空のコンストラクタでも、引数ありのコンストラクタでも、どちらにも対応できるので、Activatorを使うことをおすすめします。型の名前が文字列でしか分からない場合はAssemblyのCreateInstanceを使うことになりますが、その場合は引数なしの空のコンストラクタしか呼び出せない、という点は覚えておいてください。
はじめに
A01_はじめに
A02_コースの概要
Type
B01_Typeクラスとは
B02_型からTypeを取得する
B03_自前の型からTypeを取得する
B04_インスタンスからTypeを取得する
B05_Typeのインスタンスは1つだけ
Assembly
C01_Assemblyとは
C02_Assemblyの生成_実行中のアセンブリを取得
C03_Assemblyの生成_アセンブリ名で取得
C04_Assemblyの生成_パスを指定して取得
C05_Assemblyの生成_呼び出し元を取得
C06_Assemblyの生成_型から取得
C07_すべての型を取得する
C08_publicな型だけを取得する
C09_名前を指定して型を取得する
C10_メタ情報の取得
インスタンスの生成
D01_インスタンスの生成
D02_インスタンス生成後の具体例
D03_空のコンストラクタがないとエラーになる
D04_Activatorを使ったインスタンスの生成
D05_引数ありのコンストラクタで生成する方法
ConstructorInfo
E01_コンストラクタの情報を取得
E02_パラメータの情報を取得
E03_コンストラクタの情報からインスタンスを生成する
E04_コンストラクタを検索して生成する
E05_public以外のコンストラクタを取得
E06_staticなコンストラクタがある場合の注意点
E07_コンストラクタのアクセスレベルを取得する
MethodInfo
F01_MethodInfo
F02_引数ありのメソッド呼び出し
F03_メソッドがオーバーロードされているときの指定方法
F04_GetMethods
F05_属性で取得する
F06_staticメソッドを呼び出す
F07_戻り値を取得する
PropertyInfo
G01_PropertyInfo
G02_GetProperties
G03_属性を使ったチェック
G04_汎用的なチェックメソッド
G05_CanWrite
FieldInfo
H01_FieldInfo
H02_public以外のFieldInfo
EventInfo
J01_EventInfoとは
J02_AddEventHandler
J03_EventInfoの注意点
J04_RemoveEventHandler
dynamicを利用したリフレクション
K01_dynamicを利用したリフレクション
K02_dynamicを利用したメソッドの呼び方
K03_オーバーライドされたメソッドの呼び出し
K04_メソッドの存在チェック
K05_dynamicを利用したプロパティへのアクセス
K06_dynamicを利用したフィールドへのアクセス
K07_dynamicを利用したイベントへのアクセス